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化粧品セミナー4化粧品の原料

「無添加」や「〇〇不使用」といった言葉があふれている化粧品の世界ですが、スキンケア化粧品とはどのような原料でつくられているのでしょうか?
キャッチコピーでうたわれている効果はいったいどの成分が働いているのでしょうか?
化粧品の構成が分かると、沢山の商品の中から自分の目的に沿ったものを選びやすくなります。

化粧品原料イメージ

化粧品の原料のしくみ

化粧品原料を大きく分けると、化粧品ベースを構成するのに必要な基材原料と、美容効果が期待される薬剤や、安定性を高める調整剤、その他、品質保持のためなどの原料から成り立っています。

例えば、食品ではスープを思い浮かべて下さい。 これは、水が基材となっていて、魚介や肉類などから出汁をとり、だし汁に溶けだしているアミノ酸やグルタミン酸などが栄養分として、水と一緒に経口摂取されて体内に取り込まれます。この栄養分が、薬剤に当たるといえるでしょう。 また、塩や胡椒などの調味料で最終的に味をととのえたり風味を加えたりしますが、これが調整剤にあたります。

基材

基剤とは、化粧品を形作る際にベースとなる材料で、化粧水やクリームなどといった形や状態を決める主原料です。基材に薬剤やその他の原料を溶解や撹拌(かくはん)をして、一定のボリュームのある製品に仕上げます。

化粧品の使用感(さっぱり、しっとりなどの感触)は、この基材の種類によって決まると言っても過言ではありません。化粧品の基材は、水が大半を占めています。

化粧品の基材の大半を占める水には、主に精製水が使用されています。これは肌への水分を補給することのほかに、主には成分の溶解(溶かすこと)を目的としています。

他にも殺菌作用や清涼感もあるアルコール、肌に水分をとどめ使用感を高める保湿剤や製品の粘度を調整する増粘剤、肌に油分をあたえ、肌を柔軟にしたり、使用感を高めるエモリエント剤などがあります。また、水や水溶性原料と油性原料を均一に混ぜ合わせる働きをする界面活性剤も基材の一つです。

薬剤

薬剤には、ビタミンCのような美白剤のほか、細胞を生き生きとさせるEGFなどの賦活剤や、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿剤、エイジングを予防する抗酸化剤のビタミンEなど、肌への様々な働きかけを行う機能を持つ成分のほか、消炎剤、殺菌剤、収れん剤、紫外線防止剤などがこれに当たります。

このような機能成分は、消費者が化粧品を選ぶ場合やメーカーが商品を訴求する場合の重要なポイントとなるものです。

その他の原料

基材と薬剤のほかにも、様々な用途の原料が配合されています。

安定性を高めるためのものでは、パラベンやエタノールなどに代表される防腐剤、肌への刺激を軽減し商品の安定性を高める、乳酸などのph調整剤があります。

また、感覚に働きかけるものとして香料や着色料が使われています。香料は、天然香料と合成香料に分けられ、それらを混合した調合香料もあります。着色料もまた、有機合成色素、天然色素など数種類に分けられますが、これらは十分に安全性が確認されたものに限られています。

さらに化粧品の原料は、基材と薬剤、薬剤と調整剤のように、複数の働きを兼ねる原料も多くあります。

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